先日、愛知県稲沢市にあります国府宮神社に初詣に行った際、天下の奇祭として有名な『はだか祭』が今年はなんと2月7日の土曜日(!)に行われることを知りまして、週末に行われることはなかなかないので、エブリイに乗って行ってきました♪
(・▽・) 楽しみですね♪
早速、名鉄国府宮駅周辺に行きますと、すでに各地域から集まってきた『なおい笹』を担いで歩いている裸男たちの軍団がいました。
掛け声といい、勢いといい、凄い迫力でしたよ〜。
ちなみに、なおい笹とは・・・
『裸になれない老若男女が氏名、年齢等を書いて祈念を込めた布(なおいぎれ)を結びつけた青竹(稲沢市HPより)』
のことでして、これを裸男が身代わりで本殿にかつぎ込み、厄除けを祈願するのです。
各地区から集結してきた裸男たちの軍団は、門前の通路数百メートル先で神社の方向に向きを変え、
神社に向かって突き進んでゆきます。
この時に、観客もただ見ているだけではなくて、裸男たちに触って厄を持っていってもらったり、裸男たちが持っているなおいぎれを貰ったりしますよ♪
私も貰うのに苦労しました(^^;)
側道を通って先回りしますと、門前では凄い人がいて、
少し動くにも一苦労でしたよ〜。
先程、向きを変えた裸男たちの軍団がここを通過しまして、
本殿に無事になおい笹が奉納されます。
無事に奉納が済んだ時は、地鳴りのような歓声が沸きあがります(^^)
さてさて、この後私は祭の最後に現れる神男がすべての人々の厄を背負い入っていく儺追殿のそばに移動。
その神男が入っていく入り口のところには、なおい笹の奉納を無事に済ませた裸男たちが徐々に集まっていき、段々祭の空気が変わっていきます・・・。
お祭の最後1時間ぐらい前になってくると、裸男たちへの水浴びせが始まり、
裸男たちのモチベーションは一気に高まっていきます。
この時の様子はこんな感じですね。
こんなに寒いのに水を浴びていて、見ているこっちが寒くなっちゃった(^^;)
すべての地域のなおい笹の奉納が終ると、いよいよざわめきだし、
ついに神男が登場。
神男に厄を持っていってもらうために、裸男たちは一斉に神男に向かっていきます。
ちなみに、この写真に神男は写ってません(爆)
周りの人たちも、『神男はどこにおるんだ!!』とざわついていると、知らない間に儺追殿の入口の辺りが盛り上がっており、
この白い着物を着ている人たちが、中へ神男を引っ張り上げたらお祭は終了。
この時は、もの凄い拍手が送られて無事に終了したことを皆で祝います(^^)
参加者の方も、観客の方も皆さん長時間どうもご苦労様でした♪
はだか祭終了後は本殿に回り、大鏡餅を拝んで手を合わせました( ̄人 ̄)
この大鏡餅、トン単位の重さがあるんですよ♪
初めてのはだか祭見物、良かったです(^^)
さてさて、今回私は裸男から3本のなおいぎれを頂くことに成功しました♪
1本は自分用にいただくとして、残りの2本はどなたかに差し上げようかしら・・・
(^v^) ムフフ♪
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