果たして効果は得られるか・・・
電極洗浄剤 電撃丸を
投入してみよう♪
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*2年10ヶ月使用のバッテリー。復活なるか・・・
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1月半ば頃から急に弱りだしたバッテリー。アクセサリーの状態で電圧計を見ると、なんと11.2Vしかないではないですか・・・。 これってもしかして、バッテリーに本当の寿命がきてるってことかな・・・。早速、インターネットでバッテリーのメンテナンスに関する項目を検索していくと、バッテリーの寿命を左右するものとして、ある物質に出くわしました。 それは、『サルフェーション』という物質。 これは、電極板の鉛と電解液の硫酸が放電する時の化学反応によって出来る硫酸鉛の結晶のことを言うらしいです。このサルフェーションは通常はとても柔らかい物質だそうで、この柔らかい状態の時にバッテリーに電気を充電してやれば、サルフェーションは分解されて電解液の中に溶け込んで、電極に固着することはないそうです。 しかし、常に充電していることなんて不可能ですよね(24時間毎日ずーっと車乗ってるなんてことできませんもんね)。なので、充電と放電を繰り返し行うので段々サルフェーションは硬質化していって、結果、分解されなくなったサルフェーションは電解液にも戻らなくなって電極に張り付くそうです。サルフェーションは電気を通さない物質なので、これが電極を覆ってしまうと充放電する面積が減ってしまい、終いにはバッテリーが機能しなくなってしまうというわけです。
(・。・) なるほどね〜
この事をふまえて考えてみると、そういえば年末年始はあまり車に乗っていませんでしたし、年末にやったDIYの時にはマイナス端子を外さず、長時間ドアを開けていたのでドアカーテシランプが長時間点灯したままになってました・・・。それにもかかわらず、その後にバッテリーへの充電をしていない・・・。
(−。−;) こりゃ、間違いなくサルフェーションによる著しいバッテリー劣化だな
そう確信した私は、この電極に付いたサルフェーションを除去してくれるというタケハラさんからで出ている極板洗浄剤『電撃丸』を使ってサルフェーションを除去し、バッテリーを蘇らせてやることにしました。 まずは、現在のバッテリーの状態を把握する為に、比重計を用いて比重のチェックをしてみました。
スポイドでバッテリー液を吸い、比重計の中のフロート(メモリの書いてある板)が浮いたら、その水面のところのフロートのメモリ数値を読みます。 すると・・・
(−。−;) これ、やばいじゃん・・・
ここまで弱っていたとは、想定外でした。電撃丸は、完全に弱っているバッテリーに投入した際は、電極の回復は見込めないそうなので、もしかするとこのバッテリーも回復不可かな・・・。 でも、モノは試しなのでやってみましょう♪ 投入する前にバッテリー液の補充を行いたいので、しっかりと補充する為に一旦バッテリーを降ろしました。
81は、バッテリーカバーが付いている為、液量が測定しづらいですから(笑) バッテリーの外し方は皆さんお分かりかと思いますので、割愛致します。で、降ろしたバッテリーですが、
やはり全体的にバッテリー液が少なめでした。しっかりと補充してやります。補充し終わったら再び装着し、電撃丸の投入準備をします。
*なんか、ラムネ菓子みたいな錠剤ですね。もちろん、飲食厳禁です。
ホームセンターで購入。648円(税込み)でした。これを1つの部屋に1錠ずつ投入します。
錠剤が溶けて作用するまでは時間がかかりますので、この日はとりあえず投入後は充電する為に10分ほどエンジンをかけっぱなしにし、作業を終えました。 で、1週間ほど様子を見てみましたが、最初の数日は元気がよく、電圧もアクセサリーの時点で12.0Vありましたが、その後はやはり電圧は11.0V〜11.2Vが平均値。 やはり、バッテリーが完全に弱っている状態での投薬は、効果が出ないようです・・・。 今現在、バッテリーの比重がイエローゾーンくらいのバッテリーなら、効果は期待できるかもしれませんね。 これからは、もっとバッテリーに優しい車の使い方をします・・・。
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